【美容師の働き方が変わる!?多様化する美容師の働き方とは】

こんにちは。

昨今の日本ではよく「働き方改革」という言葉が叫ばれるようになりました。ブラック企業の対策は国全体をあげて解決しようとしている問題です。それに加えて外国人労働者の受け入れなど、日々、日本の労働環境は変わっています。

 

その最中、美容師という職業の現状はどうなのでしょう?

 

一般的に美容師といえば、華があり憧れを抱かれることも多い職業です。

その反面、長時間労働、休日講習、1日中立ち仕事、といった過酷な労働環境をイメージされる方も多いのではないでしょうか?

しかし、美容師という職業も少しずつではありますが多様化してきております。

歴史からどのように多様化してきたのか見ていきましょう。

 

移り変わる美容師の歴史

 

まず初めに美容師の歴史を紐解いていきましょう。

一体、髪を切る「ヘアーカット」という文化はいつから存在しているのでしょうか?みなさんは、どんなイメージを持たれますか?

実はヘアーカットの歴史を紐解いていくと、なんと古代エジプトまで遡ります。

古代エジプトというと歴史的な四大文明の1つで神秘的な文明ですよね。

その時代の僧侶や薬学者が行っていた神聖な儀式が、現代に繋がる「ヘアーカット」のルーツとされています。さらにこの時代にはすでにカツラを着けていたというので驚きです。

 

そこから中世ヨーロッパ時代に移ると、より「ヘアーカット」の技術は進歩していきます。エジプト時代の名残りなのか当時の理容師は外科医も兼ねており「理容外科医」として存在していました。今の時代からは外科医も兼ねていたなんて想像もつきませんよね。

 

そんな古くからある「美容師」ですが、日本で誕生したのは鎌倉時代です。

古代エジプト時代は約5000年前ですが、鎌倉時代は約1000年前のことです。それまで日本には存在しなかった美容師がなぜ日本では鎌倉時代に出現したのでしょうか?

 

その理由はズバリ「ちょんまげ」です。

 

 

そう、あの「ちょんまげ」なのです。

 

今ではお相撲さんくらいしか結っている人を見かけることのない「ちょんまげ」。

現代でちょんまげにしたいと美容室に来られる方はきっとほとんどいないでしょうね(笑)

 

鎌倉から時代は進み明治になると、髪型を自由にできる「断髪令」が出され、「ちょんまげ」だらけだった日本でも、少しずつ髪型の変化が起こっていきました。

大正になると美容学校が次々と設立され、美容・理容の技術は現代に近づくにつれ進化を遂げていきました。

 

このような歴史を辿り、美容の技術は現代のものに形作られていきました。

そうして今の一般的な美容師としての職業が確立されてきたという訳です。

 

そんな美容業界ですが近年、美容師の立場を変えた出来事があります。

 

1990年後半〜2000年にかけて流行した「カリスマ美容師ブーム」です。

 

雑誌やテレビにも美容師が「カリスマ美容師」として取り上げられた時代。武道館でヘアショーが開催されたり、美容師専門番組「シザーズリーグ」が放送されていたり、雑誌で有名人をスタイリングしていたりと華やかな仕事がたくさんありました。

それに、当時の美容業界はトップスタイリストともなると高級車に乗っていたり、一等地に家を構えていたりする人も少なくありませんでした。

美容業界の華々しさが感じられますよね。

そのようなカリスマ美容師になるには、まず一流美容室に就職してカリスマスタイリストとなり、その後独立し自分のサロンをかまえるという流れが一般的でした。

 

ですが、時代は大きく変わりました。時代の変化とともに、美容師の働き方にも変化が訪れているのです。美容室に就職して働くか、美容室を経営するかだけではなく、訪問美容、面貸しサロン、フリーランス、レンタルサロン等その働き方は実に多彩です。

 

それでは、具体的にどんな働き方なのか説明していきましょう。

 

 

訪問美容

高齢者施設の入居者の方や病院の入院患者の方、寝たきりで外出が難しい方のため、訪問して施術を行う出張美容のことです。人気に左右されることなく、決められた時間内で安心して働けるのが大きなメリットです。また、トレンドや美しさを求めてヘアーカットを行う一般的な美容師に比べ、その意味合いはより社会的なものとなっています。「来てくれてありがとう」「また来てくださいね!!」といった感謝の言葉を受け取れる喜びは格別なもの。「困っている方の力になりたい」という奉仕精神の強い方にとって、とてもやりがいを感じられる働き方と言えるでしょう。

 

 

「フリーランス・面貸し」

面貸しとは、ご予約のない時間帯に、お店の席を他の美容師さんに貸し出す方法です。

メリットとして、貸すお店側は席を埋めることができ、お客様に認知していただけます。

施術するのは所属スタイリストではありませんが、お越しいただいたお客様へ間接的に、美容室のことを知っていただけるのは大きな利点です。また、施術料金以外の収入源が増えることにもなるので一石二鳥です。

 

また、借りる側のメリットとして「人間関係のストレスが減る」「時間の融通が利く」といった点が挙げられます。

店舗画像

「レンタルサロン」

レンタルサロンとは、時間や月で貸し出す施術スペースのことです。主に、エステや整体、リラクゼーションなどを行うのが一般的でした。ですが、最近では美容師も使えるレンタルサロンも増えてきました。

レンタルサロンのメリットとしては、「初期費用を抑えて開業ができる」「必要な時にのみ借りられる」の点が挙げられます。

店内写真

面貸しやフリーランス、レンタルサロンを詳しく見ていくと、メリットはたくさんあります。しかし当然、そこには、デメリットも存在しています。

 

そのデメリットとして、「金銭的な安定がしづらい」「労働基準法や社会保険の適用外」という点があげられます。

 

・「金銭的な安定がしづらい」

面貸しやフリーランス、レンタルサロン等の働き方は基本的には個人プレーです。なので、もちろんお客様も自分で確保する必要があります。お客様が安定的に確保できなければ金銭的な安定がしづらいです。

ある時は給料の伸びがあってもある時は少なくなったりと、金銭的な不安は、常について回る問題となります。

美容師としてのサロンワークのスキル以外にも、営業スキル、マーケティングスキル、経営スキルなど、一人で多くのスキルを学び身につけなくてはならない厳しさもあります。

 

・「労働基準法や社会保険の適用外」

個人事業主として働くことになるので、基本的に労働基準法が適用されません。休憩や賃金の保証、労働時間の制限等も決められておらず、サラリーマンと違い、法に守られた働き方は難しくなります。

また、社会保険では会社負担が無くなり自己負担で加入しなければなりません。ケガや病気、老後や介護などへの備えをすべて自分自身で考える必要があるのです。そこも大きな負担がかかってしまいます。

 

 

このように、時代の変化で美容師の働き方は多様化してきており、どのようなキャリアプランを描いていけるのか分からなく、不安になる方も少なくありません。

 

ですが、弊社ではそういった不安を感じることなく仕事に専念していただけるよう、仕組みづくりに取り組んでおります。

弊社は美容師にとって安心して最高に働きやすい環境とは何か?と常に考えてきました。

「金銭的な安定ができる」「充実の福利厚生」「多様なキャリアプラン」等、すべてのスタッフが安心して働けるように環境を整えてきました。

 

時代は常に変わっていくものです。ですが、多様化していく中で変わらないことがあります。

それは、「お客様の人生に関わっていく。それが、私たちの仕事」だということです。

 

美容師の仕事は、お客様の普段の生活に密着していることはもちろん、そのお客様の大切なイベントでも活躍できる職業です。成人式、結婚式、そしてお子さまの七五三、入学式、卒業式など人生の節目に関わることができるのは、とても素敵なことだと考えております。

 

「幸せの瞬間にずっと出会える仕事」それが美容師という職業です。

 

そのために、弊社でも多様な働き方や充実のキャリアプランをご用意しております。

 

キャリアプランにおいてはアシスタントから、スタイリストだけの道ではなくブライダルや外板事業部(トミーズスターオリジナル美容商品の実演販売、講習等)、訪問美容、マネージャー、事業部長等、幅広く美容のお仕事に携われる選択肢があります。

 (※仕事内容に誤りがある際は訂正をお願いいたします)

 

あなたの一番輝ける場で最高のお仕事ができるよう、弊社も万全のフォローをしております。

 

時代が変わっても、変わらないお客様の笑顔を創り出す【クリエイター】として働ける最高の環境が、トミーズ・スターにはあります。

最高の環境で、あなたの可能性を輝かせてみませんか?そんなあなたをお待ちしております。